サーブのトスが安定しない方への解決法(初心・初級編)

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「サーブのトスが狙い通りに上がらない」

「何度やり直しても上手くいかない」

「指先で回転を掛けてしまう」

このようにサーブのトスにお悩みではありませんか?

解決法は、「肩を支点にする」「指先を使わなくなるトス方法」「目線の高さでリリース」の3つ!

トスでお悩みの初心者、初級者を数多くレッスンしてきたhachizooが解説いたします。

この記事を読めば、トスが安定して理想のサーブを打てることに繋がっていきますよ!

お悩み初級者
お悩み初級者

サーブのトスが安定しません。

いつもやり直してばかりで、皆を待たせてしまっていて心苦しいです。

トスが安定する方法を教えていただきたいです。

hachizoo
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サーブが成功するかどうかはトスでだいたいが決まりますよね。

非利き手で上げることや、まっすぐ上げることが難しいと思っている方が多いです。

トスの上げ方は様々な解決法がありますので、一緒に勉強していきましょう!

この記事で分かること

トスが安定しない方の原因と解決法

・手首や肘の関節を使ってしまうと乱れてしまう

肩を支点に上げよう!手首と肘の関節は使わない!

・指先が引っかかってしまい回転が掛かってしまう

2通りのおすすめの上げ方から自分に合うものを選ぼう!

・ボールをリリースする高さと方法が違い、特に前後に乱れてしまう

ボールは目線の高さでリリースし、高いところに置きに行くイメージを持とう!

※この記事は右利きの方という想定で記載します。左利きの方は逆で考えてください。

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トスが安定しない方の原因と解決法

サーブが成功するかどうかは80%トスで決まると良く言われます。

実際、どんなにきれいなフォームを持っていたとしても、200キロ出せるパワーを持っていたとしても、トスが乱れればサーブが入ることはありません。

初心者や初級者のうちは、トスがうまく上がらず悩むことが多いです。また、中級者以上になっても突然試合中に上手く上がらなくなることもあります。

以下では、トスが乱れる原因とおすすめの解決法をご紹介していきます。

手首や肘の関節を使ってしまうと乱れてしまう

トスを上げる際に、手首や肘の関節を曲げて上げてしまう方は前後左右に乱れてしまいます。特に後ろ方向に乱れてしまうことが多く、体制を崩してしまうことにつながってしまいます。

トスの動作自体が非常に小さい、肩を使えていない方に多いミスです。手首や肘を使ってしまうと、安定させるのは至難の業になってしまいますので、この癖はすぐに改善した方が良いです。

解決法→肩を支点に大きな動作で上げよう

トスの動作は肩を支点に大きな動作で上げると安定させやすいです。肩からボールを持つ手までの関節は使いません。

「肩から指先までが1本の棒」になったようなイメージです。

そこからの一連の基本動作は、、、

①レディポジション(構え)ではラケットと共にお腹や胸の高さあたりからスタートする

②腿の高さまで肩を支点に下げる

③そこから頭の上の高さまで上げる(この際に肩以外の関節は使わない)

という形になります。

「腿の高さから頭の上まで上げる」とかなり動きが大きくなるイメージがあると思いますが、上げたボールに十分な高さを与えるためには動きが大きい方が良いです。

前述したように、トスの動きが小さな方は肘や手首を使ってしまいがちになるので、肩を使った大きな動きに慣れていきましょう。

きれいなトロフィーポーズ(サーブを打つ直前のトロフィーを掲げたような姿勢)を作るためにも頭の上まで左手をきちんと上げることが大切ですよ!

指先が引っかかってしまい回転が掛かってしまう

これもトスには良くあるお悩みです。

トスを上げる際に、左手の指先がボールに引っかかってしまい、回転が掛かった状態でリリースしてしまう状態です。そうなるとボールは安定してまっすぐに上がらなくなってしまいます。

ボールが引っかかってしまう原因として、ボールが手の中で遊んでしまっていたりきちんと握れていなかったりすることがあります。

どのような握り方、上げ方でも正しく上がっていれば良いのですが、もし回転が掛かってしまうのであれば解決法を参考にしていただければと思います。

解決法→2通りのおすすめの上げ方から自分に合うものを選ぼう!

5本指全体でグーを作るように握り、パーで離す

ボールが手の中で遊んでしまい指先に引っかかってしまう方にお勧めの握り方です。

ボールを左手5本の指すべてでグーを作るように握りましょう。きちんと握りこむことによってまずは手の中でボールが動いてしまうことを防げます。

リリース(離す)時のコツは、一気に「パー」にすることです。5本指すべてを同時に開放することで指先に引っかかることはなくなり、回転が掛からなくなります。

5本指すべてを同時に開放できないと残った指に引っかかって回転が掛かりますので注意してくださいね!

コップを持つように握り、3本の指で支える

上記の方法でも、どうしても回転が掛かってしまう!という方にお勧めの方法です。

コップを持つようにボールを縦に持ち親指と人差し指と中指で支えるように握ります。こうすることで回転が掛かる確率は限りなくゼロに出来ます。

そのままコップの向きを変えないように腕を上げていき、リリースします。向きが変わらなければ回転が掛かることもなく、まっすぐに上がりやすくなります。

3本指で支えることから、手が小さい方には不向きのようです。ご自身で合うかどうか是非試してみてくださいね!

ボールをリリースする高さと方法が違い、特に前後に乱れてしまう

トスが前後に乱れてしまう方の原因の1つとして、ボールをリリースする(離す)高さがばらばらであることが挙げられます。

ボールをリリースする高さが「低すぎる」とトスは前方向に乱れてしまいます。逆にリリースする高さが「高すぎる」と後ろ方向に乱れてしまいます。

当然、前過ぎるトスはネットミスの原因になり、後ろ過ぎるトスはオーバーミスの原因になります。

解決法→ボールは目線の高さでリリースし、高いところに置きに行くイメージを持とう!

ボールをリリースする高さの正解は「目線の高さ」で離すことです。目線という目安があることで、そこからの微調整もしやすくなります。

また、ボールをリリースしてから打つまでの「ボールが空中にある時間」を出来るだけ短くすることも安定するコツとなります。不安定な方ほど、ものすごく高いトスを上げていたりしますね。

リリースするときは、「高いところに置きに行くイメージ」を持ちましょう。たとえるならば、「バスケットボールのレイアップシュート」だったり、「高い棚の上にボールをそっと乗せる」ようなイメージを持つと良いでしょう。

トスの前後の乱れをなくして、安定した打点をキープできるように練習してみてください!

まとめ

サーブのトスが安定しない方への解決法

肩を支点に、腿から頭の上まで大きな動きでトスを上げよう!

指先で回転を掛けないように、グーで握る、もしくはコップ持ち方法を試してみよう!

ボールのリリースは目線の高さで!高いところに置きに行くイメージを持とう!

今回はサーブのトスの型的な記事となりましたが、もちろん「狙ったところに上げられれば」型にとらわれる必要はありません!うまく上がらないときのヒントに活用していただければOKです!

以上、参考になれば幸いです!


サーブのパワーを効率よく伝える方法は、「サービスがあまり飛ばない方への解決法」で詳しく解説しています。

サーブ練習に最適!お勧め練習器具の紹介は、「テニスのサーブのフォーム習得へお勧めの練習器具」で詳しく解説しています。

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