テニスのグリップテープはウェットタイプとドライタイプのどちらを選べば良いのだろう?
ウェットタイプの吸い付くような感触が好きだけど、手汗をかいて滑ってしまう。
ドライタイプのざらざらした感触がどうしても好きになれない…
筆者hachizooもこのような悩みを抱えていました。
今回はそのような悩みを解決する商品のご紹介です!グリップテープのタイプの違いも説明します!
テニス歴30年、様々なグリップテープを試してきたhachizooが詳しく解説いたします!

テニスのグリップテープには2種類あると聞きました。
私は手が乾燥する方なのですが、どのようなタイプを選べば良いでしょうか?

夏場になると手汗がすごくてグリップが滑ってしまいます。
ドライグリップが良いとは思うのですが、あの感触があまり好きではありません。
お勧めのグリップテープは無いでしょうか?

テニスのグリップテープにはウェットタイプとドライタイプがありますね。
それぞれ適しているタイプが分かれますので説明していきます。
今回はそれぞれの良さを集めた新たなお勧めグリップテープもご紹介します!
今回のhachizooお勧めグリップテープはこちら!
「TOALSON クイックドライ グリップ」
ドライグリップと同じ吸汗性能を持ちながら、ウェットタイプの感触で握れる!新感覚のオーバーグリップテープ!
ウェットの感触が好きだけど、手汗でお悩みの方には最適な商品です!
詳細は記事にてご紹介します!
この記事で分かること
・オーバーグリップテープのタイプは2種類 ウェットタイプとドライタイプ
・ウェットタイプの特徴とお勧めの方
・ドライタイプの特徴とお勧めの方
・2つの特徴を良いとこ取り!クイックドライグリップのご紹介!
オーバーグリップテープのタイプは2種類
テニスラケットに巻くグリップテープ。元から巻いてあるグリップはリプレースメントグリップと言います。一般的に元グリップと呼ばれるもので、こちらは巻替えの頻度は高くないので今回は割愛いたします。
私たちがなじみがあるのはその上に巻く「オーバーグリップテープ」です。様々なメーカーが販売していて性能もいろいろなものがあります。基本的にしばらくプレーすると摩耗して劣化していくため、かなりの頻度で巻替えることとなります。
この記事ではこのオーバーグリップテープを一般的に「グリップテープ」として呼称していきます。
さて、グリップテープには2種類のタイプがあります。ウェットタイプとドライタイプです。
ウェットタイプとドライタイプの比較を簡単にするとこんな感じです。
ウェットタイプ | ドライタイプ | |
握った感触 | しっとりと手に吸い付く感触 | さらさらとべたつかない感触 |
吸汗性能 | 普通 | 高い |
耐久性 | 普通 | 低い |

今はウェットタイプのグリップテープが主流となっています。
ですがプロ選手の中にはドライグリップを愛用している選手も多いですよ!
ご自身がどちらが合っているのか試してみることをお勧めします!
ウェットタイプの特徴とお勧めの方
ウェットタイプのグリップテープの特徴は、しっとりとしていて握り心地が良く、手に吸い付くような感じでグリップホールドがしやすいのが利点です。
女性やお子様など、比較的握力が弱い方でも吸い付くおかげでしっかりと握れます。また、巻替え直後はそのフィーリングから打球時の不快な振動も軽減してくれます。
まだご自身の打点に対するグリップ(握り方)が不安定な初心者や初級者の方は、ホールド感が高いウェットタイプを選ぶのが無難と言えるでしょう。各メーカーが力を入れて制作しているのもこのウェットタイプです。

手が乾燥しやすい私はしっとりとしたウェットタイプが良いかも!
グリップもズレにくいから打ち方の定着にも良いかもしれません。
ウェットタイプ hachizooお勧めの商品
ヨネックス ウェットスーパーグリップ
握り心地と手へのフィット感が最高!数々のグリップテープを試したhachizooがウェットタイプの中で一番のお勧めです!
「オーバーグリップテープの巻替えについて(初級編)」でも詳しく解説しています!
ただし、ウェットタイプの弱点は、「吸汗性能があまり良くないこと」です。もちろん吸汗はしてくれるのですが、あまりに汗をかいていると、グリップが滑って上手く握れなくなることがあります。
手汗をよくかく方や、真夏のテニスなどで汗が出てしまう場合はプレーパフォーマンスが落ちてしまう可能性があり、このようなときにはウェットタイプはお勧めできません。
また、「吸い付く感覚」が嫌いな方や、吸い付くがゆえに一瞬のグリップチェンジに手間取ってしまうと感じてしまう方もウェットタイプはあまり合っていないかと思います。

ウェットタイプの利点と弱点両方を理解したうえで選ぶと良いと思います!
分からなければまずは試してみてください!グリップテープはすぐに買い換えられる価格ですのでトライ&エラーが一番です!
ウェットタイプ 他のブランドのお勧め
ウイルソン プロオーバーグリップ
何といってもフェデラー選手や錦織選手が選んだという逸品!hachizooのコーチ仲間にもファンが多く、これでないとテニスが出来ない!という人もいるくらいの人気モデルです!
ボウブランド プログリップ
知る人ぞ知る!ウェットタイプグリップの最高峰。何といっても耐久性が他のものと段違いに高く良い感触が長持ちします。お値段に見合う性能はありますよ!
ドライタイプの特徴とお勧めの方
ドライタイプのグリップテープの特徴は、ウェットタイプと違いさらさらとした手触りとなります。
手に吸い付く感触はなく、良く言えばべたつかず、グリップチェンジの切り替えが楽に出来ます。
また、吸汗性能に特に優れていますので、手汗をかいてしまいグリップが滑ってしまう悩みのある方や、真夏のプレーなどでしっかりとグリップを握れるようになるメリットがあります。
激しいプレーや一瞬のグリップチェンジなどを駆使するプロ選手には使用する場合が多くあるようです。一般のプレーヤーでも少し上級志向の方向けかもしれません。

さらっとした感触ですが握りにくいという事はありません。
逆に汗をかけば、ウェットタイプよりもしっかりと握れるという利点もありますよ!
ドライタイプ hachizooのお勧めの商品
トーナグリップ オリジナル
ドライグリップの超優秀商品!数多くのプロ選手が愛用しています。良くコートチェンジの時に巻きなおしている「あのグリップ」です。ドライグリップの中で最高級の感触を誇ります。
ドライグリップの弱点は「耐久性が弱い」こと。何回か使用するとすぐにボロボロになって剥がれてきてしまう傾向があります。
hachizooも少し前に某メーカーのドライグリップを試してみましたが、たった一度のプレーで剥がれてきてしまい、愕然とした覚えがあります。もともと私はウェット派でしたのですぐにウェットに巻きなおしましたけど。
もちろんそんな例は極端ですが、やはりウェットタイプに比べて耐久性が低い傾向があるのは否めないでしょう。また、価格帯も若干ですが高い傾向にあるようです。

私は手汗もかくし、ウェットタイプだと汗で滑ってしまうからドライが良いのだと思うのですが…
冒頭でも言いましたが、あのざらざらした感触は好きになれません。
このような方は多いですよね。「さらっとした感触」と感じる方もいれば、「ざらざらしていて嫌だ」と感じてしまう方もいます。手へなじむかどうかは、本当に人それぞれですので、ドライの感触が嫌な方はもちろん選ばない方が良いでしょう。
ドライタイプ 他のブランドのお勧め
ウイニングショット タフドライ
このドライグリップの売りは、「耐久性が高い」ことです!ドライグリップの弱点は耐久性の弱さと前述しましたが、このグリップは従来の10倍耐久性があるとの事!海外に転戦する日本人選手が愛用していることが多いようです。コスパ重視の方にはお勧め!
2つの特徴を良いとこ取り!クイックドライグリップのご紹介!
さてここまで2つのタイプの特徴を解説してきました。
ウェットタイプもドライタイプも長所と短所があり、結局はどちらを選んだ方がプレーしやすいかをその人自身で決める必要があります。

そうですよね…手汗はかくけどドライグリップのざらざらとした感触は嫌い。
ウェットグリップを使いたいけれども、汗で滑ってしまうとスイングが不安定になってしまう。
2つの良さを掛け合わせた良いグリップがあればいいのになー…

そんな方にぴったりのすごい商品はあるんですよ!!
それが今回hachizooが一番お勧めする「トアルソン クイックドライグリップ」です!
トアルソン クイックドライグリップ
この商品の最大の特徴は、「ウェットタイプのグリップテープながらドライグリップ並みの吸汗性能を持っている」ことです!
グリップの素材に使われているポリウレタンの吸水層にミクロポーラスと呼ばれる小さな穴が無数に空いています。そのため吸汗性能がとても高いのです。
しかも、透湿性がとても高いのでウェットな感覚が長続きするという、汗を吸い取るのにしっとりとした手触りとなる不思議な性能を有しています。
まさに「ウェットタイプを使いたいけど、手汗をたくさんかいてしまう」プレーヤーに最適の商品となっています!

私は某展示会で、トアルソンのメーカーの方が実験デモをしている場面を見ました。
クイックドライグリップにペットボトルの水を掛けていたのですが、あまりに早く乾いてびっくりした思いがあります!
あの吸汗性能は他ブランドではなかなか見れませんよ!
耐久性に関しては正直他のウェットタイプのグリップテープより少し劣るかなと思います。ですが、ドライグリップに比べれば明らかに耐久性は優れています。
様々なレビューも確認しましたが、特に手汗をかいてしまう方にとってはとても相性の良いグリップテープとのことで評価はとても高かったです。

私にはぴったりなグリップテープかもしれません!
お値段も手ごろですし、是非一度試してみます!
★お得なまとめ買いはこちら
まとめ
あなたのテニスのグリップテープはウェット?ドライ?新たなお勧めは?
・ウェットタイプはしっとりと手に吸い付く感覚!グリップを定着させたい方にお勧め!
・ドライタイプはさらっとした感触!手汗をかく方やグリップの握り替えを重視したい方にお勧め!
・双方の良いところ取り!クイックドライグリップはウェットながらドライグリップ並みの吸汗性能があり、ウェットの感触が好きだけど手汗をかいてしまう方に最適!
ラケットと手の接点であるグリップテープ。選ぶならば、ご自身に合う最高のものを選びたいですよね!是非、この記事を見ていろいろ試してみて最適なものを選んでください!
以上、参考になれば幸いです!
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