これはテニスの楽しさにハマった初心者の主人公がテニススクールに入って上達を目指す仮想ストーリーです。
登場する人物名、スクール、技術などはすべてフィクションです。
おまけでテニス上達のコツやテニススクールでのあれこれを解説できればと思います。
主人公「上 達男」(じょう たつお)と共に、テニススクールでの上達を目指しましょう!
プロローグ

僕の名前は「上 達男」(じょう たつお)
つい先日、初めてテニスを経験したばかりの初心者だ!
学生時代はバスケットボール部。社会人になって何かスポーツをやりたいなと思っていたところに、先輩のあつしさんから声を掛けられテニスに誘われた。
あつしさん含めたお仲間との近隣のテニスコートでの2時間テニス。あつしさん達は学生時代テニスサークルだったとの事でいわゆる上級者だった。
右も左も分からない初めてのスポーツだったが、上手く打てた時の爽快感、狙ったところに打てた時の嬉しさが忘れられず、またテニスをしてみたいと思った。
そんなある日の会社でのこと…

お!たつおじゃないか!おはよう!
この間はテニス楽しかったなー!またやろうぜ!

先輩!先日はありがとうございました。
へたくそで、上手な先輩たちに迷惑をかけてしまいましたね。
でもとても楽しかったし、ちょっとハマりそうです!

そうなのか!それは良かった!
たつおは初心者だけど筋は良かったよ。バスケ部だから動きも良いしね。

ありがとうございます!
あの感触を忘れないうちにまたテニスがしたい、上手くなりたいです!

なるほど。しばらく仲間とテニスをする予定は無いしな…。
それならば「テニススクール」に通うのはどうかな?
コーチにきちんと技術も教わったほうが覚えも速いだろうしな!
テニススクールか。今まで興味なかったからスルーしていたけど、家にチラシ入っていたり、電車の広告とかで目にすることはあったな。
うーん、気にはなるけど、まだラケットも持っていないし、雰囲気も分からないからな。いきなり通うのはちょっとな…。

大丈夫だよ!テニススクールのほとんどは体験レッスンがあるから。
いくつか体験レッスンを申し込んで、自分に合うスクールを選べば良いんじゃないかな?
なるほど、体験レッスンか!よし、仕事が終わったらスクールをいろいろ検索してみよう!
テニススクールの種類

よし、検索してみよう。
お、アウトドアスクールとインドアスクールがあるのか。
それぞれどう違うんだろう?
アウトドアスクール | インドアスクール | |
施設 | 屋外施設 屋上などを利用している時もあり | 屋内施設 ドーム型や冷暖房完備のところもある |
雨天の場合 | レッスンは中止となり振替で別日に受講する | よほどの事が無い限りは中止にはならない |
プレーする上でのメリット | アウトドアならではの空気感を感じられる 風などの対策が上手になる | 1年中同じような気温、体感でテニスが出来る 日焼けなどの対策をしなくてもよい |
プレーする上でのデメリット | 夏は暑く冬は寒い 日焼け対策、熱中症対策、防寒対策が必要 | 風や気候による変化に対応しにくい 施設によるが天井などが低い場合がある |
会費 | インドアに比べて安い傾向にある | アウトドアに比べて高い傾向にある |
振替システム | 雨中止があるため、振替期間が長く自由度が高い設定が多い | スクールによるが期間が短く振替回数に制限があるところもあり |

ん?
この「コートサーフェイス」というのは何だろう?
hachizoo解説
「コートサーフェイス」または「サーフェイス」は、テニスコートの地面の種類の事です。
ハードコート | 世界で最もポピュラーなコンクリート製のコート 球足は速め 足への負担は大きめ 負担軽減にゴムのラバーが貼ってあるタイプもあり |
オムニコート | 「砂入り人工芝コート」と表記される場合もあり 日本のアウトドアスクールで標準になりつつある 球足は遅め 足への負担は少ない 水はけが良い場合が多い |
クレーコート | 日本のものは土の上に砂を撒いたものが多い 凹凸が発生しやすい 球足は遅め 足への負担は少ない 雨が降るとしばらく水はけ出来ない場合がある |
カーペットコート | インドアスクールに多いサーフェイス 絨毯のような感触 球足は速め 足への負担は少ない 専用のシューズでないと引っかかってしまう |
その他 | 数は少ないが「人工芝コート(砂無し)」「プラスチックタイルコート(プールのタイルのようなコート)」もある |

いろいろなタイプがあるんだな!
あ、でもラケットとシューズがレンタル無料って書いてあるから大丈夫かな。
だいたいのスクールは、体験者や新規の生徒には用具のレンタルが出来るようになっているみたい。
「手ぶらで通えるのが売り」というスクールもあるんだな。
体験レッスンの申し込み

よし!とにかくまずは体験レッスンに申し込んでみよう。
えーと、自分の家から一番近い「hachizooインドアテニススクール」にしよう。
申し込み方法は、「ホームページからネットで申し込み」と「直接電話で申し込み」が選べるな。
ホームページの方が楽だし、そちらから申し込んでみよう。
hachizoo解説
体験レッスンを申し込むときは、「極力、自分のテニス歴やレベルを詳しく伝えましょう」
全くの初心者であれば、「経験なし」で大丈夫です。ご自身のスポーツ歴などを伝える機会があれば伝えられるとなお良いです。
ただ、ある程度経験のある方は、なるべく詳しくスクール側に伝える事によって、適正なクラスに案内されやすくなります。
フロントスタッフやテニスコーチでも、「ラリーが出来る」と一言で言われてもレベルを判定することは難しいです。もう少し詳しく「ストローク同士のラリーは出来るけど、ボレーは少し苦手です」くらいあると大変助かります。
また、「ブランクがある」方はその期間にもよりますが、少しレベルを低めにしてもらうと良いかもしれません。「出来る!」と思って高レベルクラスに行き、思い通りのプレーが出来なかったり最悪怪我をしてしまったりする方を経験上何人も見ています。
メールでのやり取りで伝わるか不安な方は、スクールに直接電話で伝えるのが安心できるかと思いますのでお勧めです。

よし!申し込み完了!
来週の週末に予約が取れた!楽しみにして仕事頑張ろう!
無事に体験レッスンの申し込みが出来たたつお。
いよいよ彼のテニススクールライフがスタートします!
次回「テニススクール入会編」に続く!
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